サワラ・サゴシの釣り方

サワラ・サゴシ・太刀魚を堤防ショアやボートルアーキャスティングで狙う場合は朝夕マズメに釣れやすくなります。
朝夕マズメは暗くてメタルジグなどはアピールが弱くて気づかれないので、セットアッパーがオススメです。
ジギングのフォールに好反応を示しますが、フォールの場合はルアーの頭を狙って噛んでくるので、ワイヤーやチューブの仕掛けを付けるか、先糸のリーダーを太くしなくては切られます。
着られないようにするにはただ巻きがオススメです。
昼は色んなレンジを巻いてヒットレンジを探します。
ナブラがあった場合はナブラに直撃せず、通り越した場所にキャストしてから巻いてきましょう。
ヒットしない場合はマイクロベイトパターンの可能性もあるので、タングステンジグなどの小さいルアーに交換してみましょう。
ヒット後はサワラをあまり泳がせないようにした方が、ラインが口に当たってラインブレイクする確率が減ります。
サワラの顔を水面から出すとおとなしくなります。
ナイロンラインのリーダーは見える
ナイロンラインのリーダーは見えます。
特に、フロロカーボンリーダーと比較すると、魚から見えやすい傾向があります。
その主な理由は以下の通りです。
- 屈折率の違い:
- ナイロンライン: 屈折率が水(約1.33)に比べてやや高め(約1.52〜1.58)です。この差が大きいほど、水中でのラインが光を反射・屈折しやすく、魚の目にはっきり見えてしまいます。
- フロロカーボンライン: 屈折率が水に非常に近い(約1.42)ため、水中での光の乱反射が少なく、透明度が高い水域では非常に魚から見えにくいという特性があります。
- 透明度と光の条件:
- 透明度が高い水域(クリアウォーター):ナイロンラインはより見えやすくなります。
- 晴天時や日中の明るい時間帯:光が水中により深く届くため、ラインの存在が目立ちやすくなります。
- 水深が浅い場所:同様に光の影響を受けやすく、見えやすくなります。
- ラインの太さ:
- 当然ながら、細いラインほど見えにくく、太いラインほど見えやすくなります。
サワラのタックル
サワラはライトジギングのロッドと4000~5000のハイギアリールがおすすめです。
シマノやダイワの1万円以下のリールの場合は、50cm以上の魚でリールフットが歪んでゴリ巻きできなくなります。反転して口にラインが当たりラインブレイクする可能性が高くなります。根や周りに人がいない場所での使用がおすすめです。
PEラインは0.8号が飛距離も出るのでおすすめです。
昼にオススメサワラルアー
TGベイト
シラスがベイトになっている時期はTGベイトのタングステンなどの小さいマイクロジグしか釣れないときがあります。
ただし小さいルアーは飲まれて噛み切られる可能性があるので、太いリーダーかワイヤーリーダーにする必要があります。
ブレード
サワラはキラキラ輝くブレードなどのルアーが大好きです。
色んなルアーをローテーションするのが釣果を伸ばす秘訣になります。
サワラの時期
サワラの時期は春と秋がシーズンになります。
晩秋になると大型のサワラが回遊してくる可能性があります。
サワラのリーダー
リーダーを歯で切られないようにするには、14号がおすすめです。
リーダーの光の反射をマイクロベイトと勘違いして食べているので、メタルジグにヒットさせるためにも魚に見えない糸が良いと思います。
サワラのワイヤーは釣れない?!仕掛けの注意点
リーダーを着られないようにするために、ワイヤーの仕掛けを付けた所、釣れなくなる事がありました。
透明のリーダーにすると問題なく釣れました。
やはりリーダーは見えると警戒されると思いました。
サワラの歯は危険

サワラの歯は鋭く危険です。サワラを釣ったあとは歯に気を付けましょう。
初めてサワラを釣った人で知らずに口に手を入れて流血している人を見ます。
サワラから針を外す場合はフィッシュグリップとフィッシングペンチがおすすめです。
サワラの餌釣り
昼は餌釣りの泳がせが有利になります。泳がせでしか釣れなくなる事もあります。

