小潮や大潮は釣れない？釣れる？
良く小潮や大潮は釣れない！と聞くことがあります。
どっちが正しいの？と思いますが、どっちも地域や場所によって正解が異なります。
太平洋や船など潮が速い場所の場合は、大潮だと潮が速すぎて潮止まり前後の短い時間しか釣れない事が多くあります。
そういった地域の場合は、中潮や小潮などの方が釣れる時間が長くなります。
逆に内湾や日本海などあまり潮が動かない場所では、大潮の方が潮が動くので良く釣れます。
その場所に合った適切な潮が一番大切になります。
満潮と干潮
干潮で浅い場所でも釣れる魚はいますが、基本的に水深が無い場所で干潮になった場合は沖に魚が出て行きます。
その為、潮が満ちてくる満潮前後のほうが釣れやすくなります。
上げ3分下げ7分が釣れると言う言葉があるように、潮どまりから潮が動き始めた時が一番釣れます。
満月と新月の釣りの関係
満月の時期は、魚の活性が低下することが知られています。
特に、常夜灯に依存するアジやメバル、シーバスなどの反応が薄くなるとされています。
これは、満月の明るさが魚の行動に影響を与えるためだと考えられています。
逆にアオリイカは活性が上がると言われています。
満月時の釣り方のコツ
満月の夜は、日中と同じ釣り方、ルアーの種類やカラー、大きさを選ぶことが重要です。
エサ釣りの場合は、特に工夫は必要ありません。
ただし、満月の明るさが魚の活性を低下させるため、狙える魚種や釣果は限られる可能性があります。
新月時の釣りのメリット
新月の時期は、満月とは対照的に魚の活性が高まるとされています。
暗闇の中で、魚がルアーやエサに反応しやすくなるため、狙える魚種が増える可能性があります。
月齢と釣りの関係
月の満ち欠けによって、魚の行動パターンが変化することが知られています。
満月や新月の時期は、魚の活性が変化するため、狙える魚種や釣り方を変える必要があります。
以上のように、満月と釣りには密接な関係があり、月の満ち欠けを意識して釣りを楽しむことが大切です。
潮汐
潮汐は主に月と太陽の引力によって引き起こされます。以下にそのメカニズムを説明します。
- 引力の影響: 月は地球に近いため、その引力が海水を引っ張ります。この引力によって、月の真下にある海水が盛り上がり、潮が満ちます。
- 遠心力: 地球と月が互いに回転することによって、地球自体も引っ張られます。このため、月から遠い側の海水も盛り上がります。これが干潮の時に現れる二つの潮の高まりです。
- 太陽の影響: 太陽も潮汐に影響を与えますが、月の引力の約半分の力です。新月や満月の時には月と太陽の引力が重なり、春潮が発生します。
- 地形の影響: 各地域の海岸線や水深、地形によって潮汐の強さやパターンが異なります。
このように、月と太陽の引力、地球の自転、地形が複合的に作用して潮汐が発生します。
潮汐だけでは釣れないのが釣りの難しさ
釣れるタイミングは潮汐だけではありません。
風、水温、潮の向きなどによっても左右されます。これらの天候は、もやは運と言っても間違いありません。
しかし、狙う時間帯やテクニックで釣れる確率を上げる事ができます。
