
Gコントロール 使い方
Gコントロール(G-Control)は、青物やシーバス、ヒラメ狙いで非常に人気のある**遠投ミノー(シンキングペンシル寄り)**です。
基本は「ただ巻きでしっかり泳ぐ」のが特徴ですが、状況に応じた使い方を覚えると釣果がグッと伸びます👇
🧰 基本スペックの特徴(例:40gモデル)
- 飛距離:80〜100mクラス(強風でも安定)
- アクション:ナチュラルなローリング(弱波動)
- レンジ:全層(着水後のカウントで調整)
- 対象魚:ブリ・ワラサ・サゴシ・シーバス・ヒラメ・マゴチなど
🪄 使い方①:基本の「ただ巻き」
Gコントロールの最も得意な釣り方です。
手順
- 遠投する
- 着水後、狙いたいレンジまでカウントダウン(例:表層なら0〜3秒、中層なら5〜10秒)
- ロッドを下げて、一定スピードでただ巻きする
👉 巻きスピードは青物狙いは早め、ヒラメはゆっくりがおすすめ。
👉 魚のレンジを探るために、何投かごとにカウント数を変えるのがコツです。
🌀 使い方②:ストップ&ゴー(食わせの間)
活性が低いときやスレた魚に有効なテクニックです。
手順
- 基本のただ巻きをしている途中で
- 1〜2秒巻きを止めてフォール(沈下)させる
- 再び巻き始める
👉 Gコントロールは止めてもスーッと水平姿勢で沈むため、ヒラメ・青物ともによく食ってきます。
✨ 使い方③:トゥイッチ&ジャーク(誘い)
青物が散っている・スレているときに有効です。
手順
- ただ巻き中に、ロッドを軽くチョンチョンと煽って「ヒラ打ち」させる
- そのあと止めてフォール → 再開
👉 強く煽りすぎると泳ぎが崩れるので「軽く2〜3回」が基本です。
🌊 使い方④:潮流・風を活かしたドリフト
横風や強い潮があるときは、ルアーを泳がせず潮に乗せて流す使い方もできます。
手順
- 風上・潮上にキャスト
- 糸ふけを取りながら、潮に乗せて自然に流す
- 魚のいそうなヨレ・反転流にルアーが入ったときに食ってくることが多い
📌 カラーとサイズの目安
状況 | サイズ | カラー |
---|---|---|
ベイトが小さい・波穏やか | 30g | クリア系・ナチュラル(イワシ・グロー少なめ) |
ベイトが多い・遠投したい | 40g | イワシ・ブルピンなど定番 |
朝マズメ・濁りあり | 40g | アカキン・グロー・チャートなど派手色 |
📝 まとめ
- まずは「ただ巻き」でレンジとスピードをしっかり合わせる
- ストップ&ゴーや軽いトゥイッチを組み合わせて誘いを入れる
- 潮・風を読んで、流し方も意識する
- ベイトサイズ・状況に応じてカラーと重さを選ぶ
Gコントロール 釣れない
「Gコントロール(G-Control)」で釣れない場合、よくある原因と対策を以下にまとめます👇
🧭 1. 巻きスピード・レンジが合っていない
Gコントロールはただ巻きでもよく泳ぎますが、レンジキープ(泳ぐ深さ)とスピードがかなり釣果に影響します。
- 早巻き → 表層寄り(青物向き)
- ゆっくり → 中層〜ボトム(根魚・シーバス・ヒラメも)
👉 魚がいる層にルアーが通っていないと反応がないことが多いです。
対策
- 着水後にカウントダウンして沈め、巻き始める前に狙う層を明確にする
- 巻きスピードを変えて、ルアーが「暴れすぎない」速度を探る
🌊 2. 潮流・風の影響で動きが破綻している
Gコントロールは飛距離が出る分、横風や強い潮で泳ぎが破綻したり、狙ったコースを通せなくなることがあります。
対策
- 横風が強い日は風上側にキャストしてコースを調整
- 潮が速いときは、角度を変える or ジグやセットアッパー系に切り替えるのも有効
🕒 3. 時合・ベイトの種類が合っていない
Gコントロールはベイトフィッシュが小さい時やナチュラル系パターンで強いルアーです。
青物の活性が低い時間帯や、イワシではなく別のベイト(サヨリ・ボラ・アジ)を追っている場合、無視されやすいです。
対策
- 朝マズメ・夕マズメなど、時合を意識する
- ベイトサイズや種類に合わせてサイズ・カラーを調整(例:小型ベイトならクリア系やナチュラルカラー)
🎣 4. アクションが単調すぎる
ただ巻きだけでも釣れますが、渋いときは食わせの間や小さなトゥイッチを加えると効果的です。
対策
- ただ巻き → 途中で1〜2回軽くロッドをチョンと煽る
- 巻き途中で一瞬止める「食わせの間」を入れる
📝 まとめ(チェックリスト)
- カウントダウンしてレンジを合わせているか
- 巻きスピードは速すぎ・遅すぎていないか
- 風・潮流の影響を考えてキャストコースを調整しているか
- ベイトや時合が合っているか
- アクションに変化をつけているか
シーバスを狙う場合はセットアッパーがゆっくり巻けるのでおすすめ
シーバス狙いの場合、**Gコントロールよりもセットアッパー(特に97S・125S・145Sなど)**の方が「ゆっくり巻けてもしっかり泳ぐ」ので、かなりおすすめです👇
🧭 Gコントロール vs セットアッパー(シーバス目線)
項目 | Gコントロール | セットアッパー |
---|---|---|
飛距離 | ◎(シンペン並み) | ○(十分飛ぶ) |
泳ぎ出し | 中〜速巻きで安定 | 低速でもしっかり泳ぐ |
アクション | ナチュラルなローリング | タイトローリング+ウォブ(集魚力高い) |
レンジ | 中層メイン(沈めて探る) | 表層〜中層(レンジキープしやすい) |
適した状況 | 青物・広範囲サーチ | シーバス・回遊待ち・スロー攻略 |
🐟 セットアッパーがシーバスで効く理由
- 低速でも泳ぎが破綻しないので、流れのヨレや明暗をスローに通せる
- 浮き上がりにくい設計で、表層〜中層を一定レンジでキープしやすい
- ナイトゲームや流れの弱い場所でもしっかり泳ぐ
👉 逆にGコントロールは「巻き始めに沈ませて中層を広く探る」タイプなので、青物やヒラメ向きの印象が強いです。
📝 使い分けの目安
- セットアッパー → 明暗・流れ・ナイトゲーム・スロー攻略
- Gコントロール → デイゲームの遠投サーチ、青物・ヒラメ・広範囲に魚を探したいとき
つまり、
👉 「じっくり流れに乗せてシーバスを食わせたい」 → セットアッパー
👉 「遠投して広く探る・潮の効いた場所で手返し良く探る」 → Gコントロール
この使い分けができると、シーバスのヒット率がグッと上がります✨