PEラインの太さ(1号・1.2号・1.5号・2号)ごとに合わせる リーダー号数の目安 を一覧でまとめました👇
🧵 PEライン別 リーダー号数・lb目安(フロロカーボン)
PE号数 | リーダー号数 | lb(参考) | 主なターゲット・用途例 |
---|---|---|---|
1号 | 3〜5号 | 約12〜20lb | シーバス、ヒラメ、小型青物、チヌなど。万能設定 |
1.2号 | 4〜6号 | 約16〜25lb | シーバス(大型)、中型青物、サーフや磯も対応可 |
1.5号 | 5〜7号 | 約20〜30lb | 中〜大型青物、ヒラマサ・ブリの小〜中型、根のある場所 |
2号 | 6〜8号 | 約25〜35lb | 大型青物、ショアジギング本格、ヒラマサ・ブリなど |
📏 リーダー長さの目安
- 1〜2m:ショアジギングやルアー釣りの標準
- 50cm〜1m:キャスト回数が多い時や根ズレの少ない場所
- 2m以上:魚の警戒心が強い・透明度が高い海・食い渋り対策
🔗 結束方法
- FGノット:強度・キャスト性能◎(中〜上級者)
- SCノット:強度十分&簡単(初心者にもおすすめ)
- ダブルユニノット:手早くできるが太いリーダーには不向き
🎣 ざっくり使い分けイメージ
- PE1号+3〜4号リーダー → シーバス・ヒラメ・堤防の青物(万能)
- PE1.2〜1.5号+5〜6号リーダー → サーフ・磯・中型青物対応
- PE2号+6〜8号リーダー → ブリ・ヒラマサ狙いなどパワーゲーム
リーダーはPEより弱い方が環境に良い
実は、リーダーをPEより少し弱く設定するのは、環境面でも実用面でも「理にかなっています」。
🌿 環境的にリーダーを弱くする理由
理由 | 内容 |
---|---|
🪝 根掛かり時にPEが切れず、リーダー側で切れる | PEは非常に強くて切れにくいため、リーダーが強すぎると根掛かりしたときにPE本線ごと切れてしまい、長いラインが海中に残ることになる。これはゴミになり、野鳥や魚が絡まる原因にもなります。 |
🌊 リーダーは短いので残っても影響が小さい | リーダー部分で切れれば、海に残るのはせいぜい1〜2m。PE本線が切れると数十m〜100m単位で残ってしまうこともあります。 |
🧰 トラブル時の回収がしやすい | リーダーが弱いと、根掛かり時にスナップ〜結束部で自然に切れやすく、無理に引っ張って竿を折るリスクも減ります。 |
⚖️ PEラインとリーダーのバランス
- リーダーはPEの「1.2〜1.5倍太い」くらいが強度バランスとして一般的
ただし「強度」はPEとフロロで単純に号数で比べられないので、最終的には「リーダーの方が少し弱い or 同等」になるようにするのが理想です。
👉 例えば:
- PE1号(約20lb) → リーダー 4号(約16lb)
- PE1.5号(約30lb) → リーダー 5〜6号(約20〜25lb)
このようにすると、根掛かり時はリーダー側が先に切れる設定になります。
❗ 逆にリーダーを強くしすぎると…
- 根掛かりでPE本線が高切れ → 数十メートルのラインゴミ
- 結束部よりPEの中間で切れて回収不能
- 竿やリールを壊すリスクも
📝 まとめ
- ✅ リーダーは「PEより少し弱い(または同等)」が理想
- ✅ 根掛かり時はリーダーで切れる設計にすると環境にも優しい
- ✅ 特に堤防・サーフなどではこの考え方が効果的
もし釣り場が「根掛かりが多い場所」なら、リーダーをほんの少し細めにするだけで、ラインゴミをかなり減らせますよ👍