
「セットアッパー」は、ダイワが発売している非常に人気の高いシンキングミノーのシリーズ名ですね! 特に「ショアラインシャイナーZ セットアッパー」は、その圧倒的な飛距離と優れたレンジキープ力で、シーバスや青物アングラーから絶大な支持を得ています。
この「セットアッパー」のミノーを「沈める」という行為は、そのルアーの特性を最大限に活かし、釣果に繋げるための非常に重要なテクニックです。
セットアッパーは元々がシンキング(沈む)タイプのミノーなので、着水すれば自重で勝手に沈んでいきます。
「セットアッパー」沈下速度
沈下速度は潮の流れにもよりますが、3秒で1m位になります。
「セットアッパー」レンジ
97S-DRは約150cmまで、110S-DR/125S-DR/145S-DRは約200cmまでのレンジです。
「セットアッパー」を沈める目的とメリット
- 深いレンジの攻略:
- 通常のフローティングミノーや潜行深度の浅いミノーでは届かない、深場のブレイクや沈み根、海底付近にいる魚(シーバス、青物、ヒラメ、マダイなど)を狙うことができます。
- 特にオフショアの青物や磯からの大型シーバス狙いでは、深いレンジに潜む魚を直撃できます。
- 潮の流れに乗せて送り込む(ドリフト):
- 沈む特性を利用して、キャスト後、潮に乗せて深場や沖のストラクチャー(障害物)の奥へ送り込むことができます。これにより、魚が警戒しにくいナチュラルなアプローチが可能になります。
- フォール中のバイト誘発:
- セットアッパーは、沈下中(フォール中)のアクションが、魚にとって無防備なベイトを演出し、思わずバイトしてしまう誘発効果があります。
- リフト&フォール(ルアーを持ち上げて、沈める動作を繰り返す)や、ストップ&ゴー(巻いて止めて沈める)などのアクションと組み合わせることで、さらに効果的です。
- レンジキープ力の向上:
- 一度狙ったレンジまで沈めてしまえば、セットアッパーはリップとボディ形状によってそのレンジを維持しやすい設計になっています。これにより、狙いの水深を効率的に探り続けることができます。
セットアッパーが沈むのを待つよりは沈むルアーがおすすめ
セットアッパーが沈むのを待つのは時間が掛かるので、待つよりは初めから沈むルアーを使うのが手返しが良い場合があります。
バレットファストはセットアッパーよりも0.5~1m沈むので、レンジが深い場合に使っています。
「セットアッパー」をボトムに沈める具体的な使い方
- キャスト後、カウントダウン:
- 着水後、ベールを開けたまま(またはフリーにして)ルアーを沈め、心の中で秒数を数えます(例:ボトムまでの水深が10mとして、3秒間に1m沈むと仮定すると30秒でボトムに着く)。
- 魚からの反応があった秒数を覚えておき、次回キャスト時に同じ秒数で沈めることで、狙いのレンジを再現しやすくなります。
- ラインをフリーにする「フリーフォール」と、軽くラインテンションをかける「カーブフォール」があります。カーブフォールの方が沈下速度は遅くなりますが、よりナチュラルなアクションで沈ませることができ、フォール中のバイトも取りやすいです。
- ドリフト:
- 潮上や、狙いのポイントから少しずれた場所にキャストし、カウントダウンで任意のレンジまで沈めます。
- その後、ラインを張りすぎず緩めすぎず、潮に乗せてポイントへ送り込みます。沈んでいることで、より深く、より広範囲を自然に探ることが可能です。
- リフト&フォール / ストップ&ゴー:
- キャスト後、着底させるか、任意のレンジまで沈めます。
- ロッドを煽ってルアーを持ち上げ(リフト)、その後フォールさせます。これを繰り返すことで、魚にアピールします。
- ただ巻きの途中でリトリーブを止め、数秒沈ませてから再び巻き始める「ストップ&ゴー」も有効です。
- 高速巻きからのフォール:
- セットアッパーは高速巻きに強く、青物狙いなどではフルキャスト&高速巻きで広範囲を探ることが多いです。
- 高速巻きの途中で一瞬巻きを止めてフォールを入れることで、追ってきた魚に食わせの間を与えることができます。
注意点
- 根掛かり: 深く沈めるほど根掛かりのリスクは高まります。特に着底させる場合は、地形を把握し、底をズル引きするのではなく、浮かせたり沈めたりする動作で探るのが基本です。
- レンジの把握: 潮の流れやルアーの重さ、ラインの種類によって沈下速度は異なります。最初は浅いレンジから探り、徐々に深くしていくのが良いでしょう。
「セットアッパー」の沈む特性を理解し、状況に応じた「沈め方」をマスターすることで、そのポテンシャルを最大限に引き出し、より多くの釣果に繋げることができますよ。

