イソメやゴカイは噛む 口に注意
イソメやゴカイは多毛類(環形動物の一種)で、口の先に小さな歯や顎のような器官を持っています。エサを捕まえたり身を守るために使うため、人が不用意に触れると噛まれることがあります。
- 噛む力:体の大きさに比べるとかなり強く、意外と痛いです。大型のイソメ(マムシと呼ばれる種類など)の口は特に注意が必要です。
- ケガの程度:出血するほど深く噛まれることもありますが、基本的には軽傷で済みます。
- 対策:釣りで使うときは、指で直接つかまずにピンセットを使うと安全です。
ちなみに「イソメ」と「ゴカイ」は厳密には別の種類ですが、釣り餌としては似た使われ方をしていて、どちらも噛む習性があります。
噛まれないための予防法
. 道具を使う
- ピンセットやハサミで針に付ける
- エサ箱から出すときも指ではなくピンセットやトングを使うと安全
2. 手の保護
- 薄手のゴム手袋やフィッシンググローブを使う
→ 厚手すぎると餌付けがしにくいので、薄手の方が作業しやすいです
3. つかみ方の工夫
- どうしても素手で扱う場合は、頭の部分を避けて胴体を持つ
- イソメやゴカイは頭で噛むので、胴体をつまむと比較的安全
4. 餌のカット
- 大きすぎるイソメは、頭を切ってから使う
→ 頭を落とすことで噛まれる心配がなくなる
5. 慣れるまでは慎重に
- 特に「マムシ(太いイソメ)」は噛む力が強いので、初心者は無理に素手で扱わず、道具を活用する
イソメやゴカイの噛むのを避けたい人には ワーム(疑似餌) を使うのが有効
🪱 ワームを使うメリット
- 噛まれる心配ゼロ → ゴムや樹脂でできているので安全
- 手が汚れない → 生き餌特有のぬめりや臭いがない
- 保存が楽 → 常温やパッケージのままで長持ちする
- 魚種ごとに専用設計 → イソメ型、エビ型、小魚型などがあり、ターゲットに合わせやすい
🎣 ワームで狙える魚
- イソメの代わり:シーバス、メバル、カサゴ、キス、カレイ、ハゼ
- 小魚やエビ型ワーム:アジ、サバ、イワシ、チヌ、ヒラメ
- 匂い付きワーム(ガルプ、パワーイソメなど)は特に初心者におすすめ
💡 ワーム使用のコツ
- 匂い付きタイプを選ぶと釣果が安定しやすい
- カラーを変える → 濁りが強いときは派手色(ピンク・チャート)、澄んでるときは自然色(クリア・ブラウン)
- 動かし方が重要
- イソメワームは「チョンチョン」と動かすと本物っぽい
- アジングやメバリングでは「ただ巻き」でも効果あり