青イソメ 釣れる魚
青イソメ(青虫)は、海釣りで最もポピュラーな生き餌のひとつで、万能エサと呼ばれるほど幅広い魚種が狙えます。代表的に釣れる魚をまとめますね。
青イソメで釣れる主な魚
🐟 堤防・岸釣り
- メバル
- カサゴ(ガシラ)
- アイナメ
- シロギス
- カレイ
- ベラ
- ウミタナゴ
- アジ
- サバ
- イワシ(サビキ仕掛け+青イソメの組み合わせでも)
🐟 投げ釣り
- シロギス
- カレイ
- イシモチ
- ハゼ
🐟 磯釣り
- メジナ(グレ)
- クロダイ(チヌ)
- ウミタナゴ
🐟 船釣り
- カサゴ
- アイナメ
- ソイ
- マダイ(小型)
- アナゴ
特徴
- 塩漬けや切り身にして使うと エサ持ちが良くなり小魚対策 に便利。
- 活きが良いものは動きが強く、夜釣りでは特に効果的。
- 季節や地域によりターゲットは変わるが、「どこでも何かしら釣れる餌」として初心者にもおすすめ。
🎣 青イソメの付け方
青イソメの付け方は、魚種や仕掛けによって工夫すると釣果が変わります。基本から応用までまとめます。
1. 基本(通し刺し)
- 針先を頭から刺し、針の軸に沿って通す方法。
- 魚に違和感を与えにくく、外れにくい。
- シロギス・カレイ・ハゼなど投げ釣りに最適。
👉 長いイソメは半分に切って使うと良い。
2. ちょん掛け
- 針先で頭や尾の部分を軽く刺す方法。
- イソメが自由に動くのでアピール力が高い。
- メバル・カサゴ・ベラなど根魚狙いに効果的。
👉 外れやすいので小魚が多いときは不向き。
3. 房掛け(団子状)
- 1本ではなく、2〜3本まとめて掛ける方法。
- 動きと匂いで強烈にアピール。
- アイナメ・クロダイ・マダイ・大物狙いに効果的。
4. 数珠掛け
- 針に数か所刺して、イソメが「くねくね」残るようにする方法。
- 動きと食い込みの両立。
- 投げ釣り・堤防釣りどちらにも万能。
5. 尻尾切り+通し刺し
- 頭を残して、尾を少し切って汁を出す。
- 匂いで魚を寄せる効果あり。
- 特に夜釣りや濁り潮のときに効果的。
💡ポイント
- 長い場合はカット → 小魚には短め、大物狙いは長め。
- 針先は必ず少し出す → 食い込みやすく、すっぽ抜け防止。
- 冷水で生かすと長持ち → 暑い時期はクーラーや保冷剤を活用。
🎣 イソメの代表的な仕掛け
イソメは「万能エサ」なので、仕掛けも釣り方に応じて色々あります。代表的な仕掛けを分かりやすく整理しました👇
1. ちょい投げ仕掛け(堤防・砂浜)
- 狙える魚:シロギス、ハゼ、カレイ、ベラ、イシモチ
- 仕掛け:
- 道糸(ナイロン2〜3号)
- オモリ付き天秤(5〜15号)
- ハリス 1〜1.5号 / 針 キス針7〜9号
- 特徴:軽く投げて底を探る。初心者でも簡単。
2. 投げ釣り仕掛け(本格遠投)
- 狙える魚:シロギス、カレイ、アイナメ
- 仕掛け:
- 投げ竿 + 投げリール
- 天秤オモリ 20〜30号
- 2本針 or 3本針仕掛け
- 特徴:広範囲を探れて数釣りや大物狙いが可能。
3. ウキ釣り仕掛け(堤防・磯)
- 狙える魚:メバル、クロダイ、ウミタナゴ、アジ
- 仕掛け:
- 棒ウキ or 電気ウキ
- 道糸 2〜3号
- ハリス 1〜2号 / 針 チヌ針・グレ針 3〜5号
- 特徴:夜釣りにも強い。タナ(魚の層)を調整して誘える。
4. 胴突き仕掛け(堤防・船)
- 狙える魚:カサゴ、アイナメ、ソイ、アナゴ
- 仕掛け:
- 幹糸 3〜5号
- 枝ス 15〜20cm / 2〜3本針
- オモリ 10〜30号(船は重め)
- 特徴:根魚狙いに強く、根掛かりしにくい。
5. サビキ+イソメ(欲張り仕掛け)
- 狙える魚:アジ、サバ、イワシ、メバル
- 仕掛け:
- 普通のサビキ仕掛けにイソメをちょん掛け
- 特徴:コマセで寄せて、イソメで食わせる。サイズアップに効果的。
💡まとめ
サビキにプラス → アジ・サバの良型狙い
砂浜・堤防で小物狙い → ちょい投げ・ウキ釣り
広く探る → 投げ釣り
根魚・船釣り → 胴突き仕掛け