青物(ブリ・ワラサ・サゴシ・カンパチなど)が目の前にいてベイトもたくさんいるのに食ってこない…というのは、かなりよくある「渋い」状況です。こういうときは単にルアーを投げ続けるだけでは釣れないことが多いので、以下のような対策が有効です👇
🐟 なぜ見切られるのか(原因)
- ベイトが豊富で本物しか食わない
- 潮が緩んでいて活性が落ちている
- プレッシャー(人が多い/叩かれすぎ)
- 光量や波などのコンディションが合っていない
- ルアーの動き・スピードが合っていない
🎯 有効な対策
① ルアーサイズ・シルエットを落とす
- ベイトが小さいときは、20g以下の小型ジグや細身ミノーが効果的。
👉 例:
- 80〜120mmミノー → 60〜80mmのシンキングペンシル
- 40gメタルジグ → 20gのタングステンジグ
② スピードを変える(特に「スロー」)
渋いときは高速巻きよりも、スローなただ巻き+時折ジャークが効くことがあります。
特に潮が緩んでいるときは「止める」「見せる」間が重要です。
👉 例:
- ジグをボトムから中層まで「ゆっくりリフト&フォール」
- シンペンを潮に乗せて流すだけで食うことも
③ カラーローテーション
- ベイトが多いときは「目立ちすぎない」方が有効なことも多いです。
- 派手なフラッシング(シルバー)でダメなら、クリア系・マットカラー・グロー無しも試すと◎
👉 基本ローテ
- ナチュラル(イワシ・クリア)
- フラッシング強め(シルバー)
- アピール(ピンク・チャート)
④ 潮のヨレ・変化を狙う
活性が低い青物は、群れ全体が食ってくるわけではなく**「一部のスイッチが入ってる魚だけ」**です。
そういう魚は潮の当たるヨレ・払い出し・ブレイクに溜まることが多いので、ポイントをズラすだけでヒットすることもあります。
⑤ タックル・ラインの見直し
- 太いPEやリーダーでルアーの動きが鈍くなっていると見切られることもあります。
- 渋いときはPE0.8〜1.2号+リーダー20〜25lbぐらいまで細くするのも有効です(安全な範囲で)。
⑥ ナブラ・ボイル時は「群れの外側」を攻める
ナブラの中に直撃すると、逆に青物が散ってしまいヒットしないケースも多いです。
一歩外側を通すだけで食うことがあります。
⏰ 特に狙い目のタイミング
- ベイトがいても昼間は見切られやすいので、朝マズメ・夕マズメが圧倒的に有利。
- 潮止まりよりも潮が動き出すタイミングが勝負です。
💡まとめ
状況 | 有効策 |
---|---|
ベイト多く渋い | ルアーサイズを下げる・ナチュラルカラー |
見切られる | スローな誘い・ただ巻き+間を作る |
ナブラで釣れない | 群れの外側・違うスピードで通す |
プレッシャー高い | 人と違うレンジ・カラー・タイミングで攻める |