「弓角(ゆみづの)」で釣れないときは、いくつかの原因があります。弓角は青物(サバ・ソウダガツオ弓角(きゅうかく)が釣れない原因は多岐にわたりますが、主に以下の点が考えられます。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
1. 魚がいない・居場所が分からない
最も基本的な原因です。魚がいなければ、どんなに良いルアーを使っても釣れません。
- 魚の回遊がない: 青物(ブリ、ヒラマサ、カンパチなど)やカツオ、ソウダガツオ、シイラなどがターゲットですが、これらは回遊魚のため、その日にその場所にいないこともあります。
- ベイトフィッシュがいない: 魚はエサを追って回遊します。カタクチイワシ、ウルメイワシ、トビウオなどのベイトフィッシュが見当たらない場合、フィッシュイーターもその場にはいない可能性が高いです。
- ポイント選定の誤り:
- 潮通しが悪い場所: 青物は潮の流れに乗って回遊することが多いため、潮通しの良い場所(岬の先端、堤防の先端、河口付近の潮目など)が有利です。
- 水深が合っていない: 狙う魚種や状況によって適した水深があります。
- ナブラ・鳥山がない: 青物が活発に捕食しているサインであるナブラ(魚群が水面を沸騰させるように跳ねる現象)や鳥山(海鳥が群れて水面に急降下して魚を捕食している場所)がない場合、魚の活性は低いか、そもそも魚が少ないです。
2. 弓角の選択・セッティングの誤り
弓角自体やその周りの仕掛けに問題がある場合です。
- サイズが合っていない: その場で捕食されているベイトフィッシュのサイズと、弓角のサイズが大きくかけ離れていると、魚は食いつきません。
- カラーが合っていない:
- 澄み潮: クリア系、ナチュラル系(青系、クリアホロなど)が有効なことが多いです。
- 濁り潮: アピール力の高い派手な色(ピンク、チャート、オレンジなど)や、暗い色(黒、茶など)が有効なことがあります。
- 時間帯: 朝夕マヅメはグロー(夜光)系やケイムラが効くこともあります。
- リーダーの太さ・長さ: 魚がルアーを見切る原因になります。
- 太すぎる: 魚に警戒心を与えやすいです。特に澄み潮では細めのフロロカーボンリーダー(4号〜8号程度)が有利なことがあります。
- 短すぎる・長すぎる: 弓角のアクションを妨げたり、魚に警戒心を与えたりすることがあります。通常は1.5m〜2.5m程度が多いです。
- 針の鋭さ: 弓角の針が鈍っていると、せっかくアタってもフッキングしません。釣行前に確認し、必要であれば研ぎ直すか交換しましょう。
- スナップ・スイベルの選択: 大きすぎたり、アクションを妨げるようなものは避けます。直結を好む人もいます。
- 飛ばしウキ(フロート)やジェット天秤とのバランス: 弓角単体では飛距離が出にくいので、これらを併用しますが、バランスが悪いとアクションを損なうことがあります。
3. 動かし方(アクション)の誤り
弓角は、その独特のウォブリングアクションが生命線です。
- リトリーブスピードが合っていない: これが最も重要かもしれません。
- 速すぎる: 弓角が水面を飛び出してしまったり、不自然な動きになったりします。また、魚が追いきれないことも。
- 遅すぎる: 弓角特有のユラユラとしたウォブリングアクションが出ない、または弱すぎてアピールしないことがあります。
- 最適なスピード: 弓角が水中で安定して、一番魅力的なウォブリングをする速度を見つけることが重要です。何度かキャストして、足元でその動きを確認しましょう。
- 一定のリトリーブ: 基本はただ巻きですが、状況によってはストップ&ゴーや、軽くトゥイッチを入れることで食わせの間を作ることが有効な場合もあります。
- レンジ(泳ぐ層)が合っていない:
- 弓角は基本的に表層~中層を引くルアーですが、魚の活性やベイトの層に合わせて、少し沈めてから巻くなど、レンジを調整することも大切です。
- 飛ばしウキの重さや形状で、沈下速度や泳層が変わります。
4. 時間帯・天候・潮の状況
これらも釣果に大きく影響します。
- 時間帯: 朝マヅメ(日の出前後)、夕マヅメ(日没前後)は魚の活性が高まるゴールデンタイムです。日中は活性が落ちる傾向にあります。
- 天候:
- 晴天無風: 魚が警戒しやすく、食いが渋ることがあります。
- 曇天、適度な波: 魚の警戒心が和らぎ、釣りやすくなることがあります。
- 雨: 状況によって釣果が変わりますが、降り始めや止み際に釣れることも。
- 潮汐・潮の流れ:
- 潮の動きがある時間帯: 満潮や干潮の前後、潮が動いている時間は魚の活性が高まりやすいです。
- 潮止まり: 魚の活性が落ちる傾向にあります。
- 潮目: 潮目にはプランクトンやベイトが集まりやすく、それに捕食者がつくため、重要なポイントです。
5. その他の要因
- プレッシャー: 釣り人が多い場所や、日中に多くのルアーが投げ込まれている場所では、魚がスレて警戒心が高まっていることがあります。
- 群れの状況: 青物は群れで行動することが多いですが、群れが大きい時と小さい時、また群れの活性によって釣れ方が変わります。
- 運: どんなに準備をしても、最後のピースは「運」ということもあります。
釣果を上げるためのアドバイス:
- 情報収集: 釣行前に現地の釣果情報、潮汐、天気予報をチェックしましょう。地元の釣具店で聞くのが一番です。
- 観察力: 釣り場に着いたら、まずは周囲をよく観察してください。ナブラ、鳥山、ベイトの跳ね、他のアングラーの様子、潮の流れなど。
- 試行錯誤: 一つの方法に固執せず、弓角のサイズ、カラー、リトリーブスピード、レンジ、飛ばしウキの種類などを積極的に変えてみましょう。
- 場所移動: 全くアタリがない場合は、思い切って場所を移動することも重要です。
- 諦めない心: なかなか釣れない時でも、集中力を切らさずに粘り強く続けることが大切です。
これらの原因を一つずつ潰していくことで、弓角での釣果に繋がるはずです。頑張ってください!
遠投マウスの使い方
遠投マウス(えんとうマウス)は、軽量なサビキ仕掛けや小型のルアー、ワームなどを遠くまでキャストするために使う、重り付きのアイテムです。主にサビキ釣りやアジング、メバリングなどで活用されます。
ここでは、遠投マウスの基本的な使い方から、仕掛けの組み方、アクションの付け方までを詳しく解説します。
遠投マウスとは?
遠投マウスは、その名の通り「遠投」を可能にするためのツールです。中空になっていて水面に浮くタイプ(フローティング)、ゆっくり沈むタイプ(スローシンキング)、素早く沈むタイプ(シンキング)などがあり、狙う棚や対象魚によって使い分けます。
多くは透明で、魚に警戒心を与えにくいように工夫されています。
遠投マウスが必要な道具
遠投マウスを使った釣りを始めるにあたり、以下の道具を準備しましょう。
- 竿(ロッド): 2.5m~3.5m程度の投げ竿、シーバスロッド、エギングロッドなど、ルアーを遠投できるものが適しています。アジング・メバリングロッドでも、重いルアーウェイトに対応していれば使用可能です。
- リール: スピニングリール(2500番~4000番程度)
- 道糸(メインライン): PEライン(0.6号~1.5号程度)が遠投性能が高くおすすめです。ナイロンやフロロカーボンでも可能ですが、感度や飛距離は劣ります。
- リーダー: フロロカーボンライン(1.5号~4号程度)。道糸の太さに合わせて選びます。
- 遠投マウス: フローティング、スローシンキング、シンキングなど、状況に合わせて選ぶ。
- サルカン(スナップ付きサルカン): 道糸とリーダー、またはリーダーと仕掛けを接続するのに使います。
- シモリ玉(ストッパー): 遊動式の仕掛けで、遠投マウスの移動範囲を制限するために使います。
- クッションゴム: 仕掛けが絡むのを防ぎ、衝撃を吸収します。特にサビキ仕掛けと併用する際に有効です。
- ハリス付き針 or サビキ仕掛け or 小型ルアー/ワーム: 実際に魚を釣る部分です。
遠投マウスの使い方・アクション
仕掛けを組み終えたら、いよいよ実釣です。
- キャスト(投入):
- 周囲の安全を確認し、大きく竿を振りかぶって遠くへキャストします。
- 重さがあるので、初心者の方は無理に力まず、スムーズな動作を心がけましょう。
- 着水と同時にラインの放出を止め、バックラッシュを防ぎます。
- 着水後:
- 狙う棚に合わせて、遠投マウスが沈むのを待ちます(フローティングは浮きます)。
- ラインスラッグ(たるみ)を巻き取り、仕掛けの動きを感じられるように構えます。
- 誘い方(アクション):
- サビキ釣りの場合:
- 着水後、数秒待って遠投マウスが棚に馴染んだら、ゆっくりと竿を上下に煽り、仕掛けを踊らせます。
- その後、竿を元の位置に戻しながら、たるんだラインをゆっくりと巻き取ります。この「シャクリ」と「巻き」の繰り返しで魚を誘います。
- 群れがいる場合は、一定の速度でゆっくり巻くだけでも釣れることがあります。
- ルアー・ワームの場合(アジング・メバリングなど):
- 着水後、一定のレンジ(深さ)まで沈めます。
- そこから、ゆっくりただ巻き、リフト&フォール(竿を上げて下げて巻く)、トゥイッチ(軽く竿をチョンチョンと動かす)など、対象魚やルアーに合わせたアクションで誘います。
- サビキ釣りの場合:
- アタリとアワセ:
- 魚が食いつくと、竿先に「クンッ」という感触や、ラインが急に走るなど、アタリがあります。
- アタリを感じたら、間髪入れずに竿を立てるように「アワセ」を入れて、しっかりとフッキングさせましょう。
- 取り込み:
- 魚が掛かったら、慎重にリールを巻き、魚とのやり取りを楽しみながら取り込みます。
遠投マウスを使いこなすためのコツ
- ラインシステムの確認: キャスト前に、道糸とリーダーの結び目、リーダーと仕掛けの結び目が緩んでいないか、傷がないか必ず確認しましょう。特にPEラインは摩擦に弱いので注意が必要です。
- マウスの選択: 狙う魚や棚、水深に合わせて、フローティング、スローシンキング、シンキングを使い分けましょう。
- 表層狙い:フローティング
- 中層狙い:スローシンキング
- 深場や流れが速い場所:シンキング
- 風の影響: 向かい風の場合は、キャストが難しくなります。横風の時は、流されすぎないようにラインメンディング(風で流されたラインを修正すること)をこまめに行いましょう。
- キャスト練習: 実際に使う前に、広い場所で何度かキャスト練習をして、飛距離やキャストフィーリングを掴んでおくのがおすすめです。
- 仕掛けの絡み対策: 遠投マウスと仕掛けの間にクッションゴムを入れたり、仕掛けの全長を竿の長さに合わせたりすることで、絡みを軽減できます。
注意点
- 周囲の安全: 重い仕掛けを遠投するので、周囲に人がいないか、電線や障害物がないか十分に確認してからキャストしましょう。
- ライントラブル: PEラインは特に、キャスト時にラインが絡まると高切れしやすいので、キャストはスムーズに、着水と同時にラインを止めることを意識しましょう。
- 環境への配慮: 釣り場にゴミを残さず、持ち帰るようにしましょう。
遠投マウスは、軽量仕掛けの釣りの可能性を広げてくれる便利なアイテムです。上記の情報を参考に、ぜひチャレンジしてみてください!

